2012年01月30日

からだが動くと言うこと

昨日の事ですが。



暇だと予想したのに反して、宵から電話が鳴り続け、気づくと6時にはほぼ満席状態。入り口には順番待ちの六名様が。



六名様は弟の前のお二人がもうお帰りになられそうだから入れるとして。次いらしたら対応に困るなと思ってるところにエレベーターが開いて。



体の不自由な常連さんが。。。あら困ったな。入り口に近い場所は空いてないし。と思う間もなく入ってらして。二人やけど〜とお尋ねになるので。



少し時間かかりますよとお答えしました。ほんだら二人待ちよるけんの〜と入り口に向かわれた直後!ずでん!と大きな音が。



近くにいた私が慌てて飛び出す前に、近くに座ってらしたお客様が大丈夫ですかっ?と助けて下さいまして。手を挟まないように気をつけて!と安全確保。私は後ろからよいしょと立てらせて。何とか事なきを得ました。



こんな時にさっと体が動く方はなかなかいらっしゃらないので。後ほどありがとうございました、助かりましたとお礼を申し上げますと。



いやいやなんとて手を挟んだらいかんと思ってと旦那さん。確かに必死に何かを捕まれた時に開いたドアと枠の間に指を突っ込んでいたから。あの方がいなかったら指に怪我をしていたかも知れません。



奥さんは年寄り同士やから助け合わないかんからと笑ってらっしゃいましたが(;^_^A アセアセ…



実際あのような場面で体がさっと動く方は少ないですから、素晴らしい事ですと申し上げました。



転んだご本人は恥ずかしかったのか、早々にまた来るわとお帰りになったのですが。



これに座ってなよと椅子をさっとそのお客様が出して下さいました。



とっさの状況判断と観察力、行動力に私は脱帽してしまいました。



日本人は奥ゆかしいからとはよく申しますが。他人が困ってる時に、端から見てるだけの人間が多いのもまた事実。



昨日のお客様を見習わなければと感じました。



普段お話してますと、ちょいワルオヤジ風の高田のじゅんじい似の愉快なお客様だけに。そのギャップにやられてしまいました。



ボクもあんなおじ様を目指さなきゃ!(笑)  


Posted by ヒゲ専務 at 09:06Comments(2)